2022.02.01 スポーツ

【男子テニス】ラファエル・ナダル (31/66)

全仏オープンの男子シングルスで10度目の優勝を果たし、トロフィーを掲げるラファエル・ナダル=2017年6月11日、パリ【AFP=時事】 テニスの全仏オープン最終日は11日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)が第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)に6−2、6−3、6−1で圧勝し、3年ぶり10度目の制覇を果たした。優勝賞金は210万ユーロ(約2億6000万円)。 ナダルは四大大会15勝目で、ピート・サンプラス(米国)を抜いて男子シングルスで歴代単独2位となった。ツアー通算73勝目とし、週明けに発表される最新世界ランキングで4位から2位に上がる。 過去に同一の四大大会を10度以上制したのは全豪オープン女子シングルス11度優勝のマーガレット・コート(オーストラリア)だけで、ナダルは史上2人目。バブリンカの2年ぶり2度目の優勝はならなかった。◇ナダルの略歴 ラファエル・ナダル(スペイン)4歳でテニスを始め、01年プロ転向。05年全仏で四大大会初優勝。10年全米で四大大会全制覇を達成。「赤土の王者」と呼ばれるように全仏での強さは際立ち、初制覇から14年までの10年間で9度優勝、今回で10度目の制覇。08年北京五輪で男子シングルス、16年リオデジャネイロ五輪では同ダブルスで金メダルを獲得した。185センチ、85キロ。31歳。スペイン・マヨルカ島出身。