2019.10.07 スポーツ

【男子テニス】ノバク・ジョコビッチ (91/243)

男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナル最終日は22日、ロンドンで行われ、シングルス決勝で世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同3位のロジャー・フェデラー(スイス)を6−3、6−4のストレートで退け、4年連続5度目の優勝を飾った。4連覇は史上初。フェデラーの4年ぶり7度目の制覇はならなかった。 ジョコビッチは相手に1度もブレークを許さず、ミスも抑えて勝負どころは確実に物にした。賞金は総額206万1000ドル(約2億5300万円)を手にした。 今季は四大大会で3勝し、「人生で最高のシーズンだった」と充実感に浸った。2位のマリー(英国)に2倍近い差をつけた世界ランキングの獲得ポイントが、その圧倒的な強さを物語った。 ジョコビッチ時代を謳歌(おうか)する中で、来季のモチベーションの一つがまだ達成していない全仏オープン制覇。ジョコビッチは「全仏はいつでも最大の目標の一つ。今まで通り、できる限りのことをやるだけ」。悲願の生涯グランドスラム達成へ、意欲を燃やした。 写真は、ファイナルで初の4連覇を達成し、トロフィーを手にするジョコビッチ=ロンドン(2015年11月22日) 【AFP=時事】