セリーヌ・ディオン (6/18)
ワールドツアー「カレッジ」の初日に熱唱するセリーヌ・ディオン=2019年9月18日、カナダ・ケベック市(AFP時事) 世界の歌姫、セリーヌ・ディオンが6年ぶりの英語歌唱アルバム「カレッジ」(ソニー)を出した。 カナダのフランス語圏に生まれ、10代の頃はフランス語で歌唱していたセリーヌ。英語圏で活動するためほぼ単身、米ロサンゼルスに移住するなど、キャリア初期から「勇気」を力に変えてきた。 「さまざまなつらい経験をしてきた。でもその中で、人生は私にそれを乗り越えるためのツールを与えてくれた。自分の中に秘められている強さや勇気を見つけ、前に進むためのね。私が愛する人々は、厳しい逆境こそを受け入れた。彼らから本当に大きな力をもらったの。そうして『カレッジ(勇気)』という曲が生まれ、アルバムのタイトルは『カレッジ』にすべきねと、満場一致でそうなったわ」。3年前に最愛の夫、ルネ・アンジェリルを亡くしたセリーヌ。彼の「歌い続けるように」という言葉を守り、新作では「彼に、私は大丈夫だと示したかった」という。