森林火災で負傷し、治療を受けるコアラ=2019年11月、豪東部ニューサウスウェールズ州【AFP時事】 オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州で、半年以上続いた森林火災などの巻き添えとなり死んだコアラが1万匹に上るとみられることが18日、州議会の調査委員会で明らかになった。豪公共放送ABCが報じた。 世界自然保護基金(WWF)が調査委の公聴会で証言した。報道によると、最近の森林火災や干ばつの影響で死んだコアラの数は、州の生息数の3分の1に相当。地域によっては生息数の80%にも達したという。(2020年02月18日)