武田薬品、営業益3.5倍へ 買収の負担軽減―21年3月期
武田薬品工業は13日、2021年3月期連結業績予想で、本業のもうけを示す営業利益が前期の3.5倍の3550億円になる見通しを発表した。昨年1月の欧州大手シャイアー買収の関連費用などが軽減されることが大きい。新型コロナウイルスの影響は限定的だという。
純利益は前期比35.6%増の600億円を予想。売上高は事業売却が影響し、1.3%減の3兆2500億円の見通しだ。
電話会見したクリストフ・ウェバー社長は、開発中の新型コロナ感染症の治療薬について、欧米や日本で行う臨床試験(治験)の患者登録を「7月に開始したい」と表明した。売却を検討する国内の大衆薬子会社に関しては「コアビジネスではない」と述べた。
20年3月期決算は、買収関連の負担が重く、営業利益が前期比57.8%減の1004億円、純利益が67.3%減の442億円だった。(2020/05/13-19:03)
Takeda Expects Operating Profit to Rise 3.5-Fold in FY 2020
Takeda Pharmaceutical Co. has estimated that its group operating profit in fiscal 2020 will rise 3.5-fold from the previous year to 355 billion yen, partly thanks to a fall in costs related to its acquisition of major Irish drug maker Shire PLC in January last year.
For the year through March 2021, the Japanese drug maker has also projected a net profit of 60 billion yen, up 35.6 pct, on sales of 3,250 billion yen, down 1.3 pct.
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