採用にAI、3割が導入 面接や書類選考に活用―主要100社アンケート
時事通信が主要100社を対象に実施したアンケート調査で、採用活動で人工知能(AI)を導入する企業が約3割に上ったことが25日、明らかになった。人材獲得競争が激しくなる中、AIを使って採用業務の効率化などを模索する動きが見て取れる。
アンケートでは、「AIを導入するか」との問いに8社が「2026年春卒採用から導入」と回答。21社が「それ以前から導入」と答えた。
キリンホールディングスは26年春卒採用から1次面接で「AI面接」を始めた。オンライン上でAI面接官と学生がやりとりする仕組みで、「属人的なバイアス(偏り)を排除し、正確かつ適正な評価を実現するのが目的」という。富士通はAIを数年前から導入し、「模倣チェックなど書類選考の補助」として活用している。
一方、「導入の予定はない」と答えたのは56社。ゼンショーホールディングスは「直接的なコミュニケーションによる見極めが重要」、日本製紙は「AIに関する情報収集や精度の検証が不十分なため」としている。
また、26年春卒採用で学生の生成AI使用に「制限を設けない」と答えた企業は78社と8割程度を占めた。「AIをうまく取り込み、自身の不得意な領域の補強が可能であれば、ビジネスにも通じる」(東芝)などの指摘があった。「設ける」と答えたのは4社で、東京海上日動火災保険は「求めるスキルや能力が適正に評価できない可能性があるため、使用しないよう注意喚起している」という。
生成AIの普及で採用活動に影響が生じたか聞いたところ、「似たようなエントリーシートが増え、評価する担当者の負担が増加した」(東レ)との声が複数あった。
調査では、2月中旬に記名式アンケートを国内主要企業100社に送付。3月中旬までに回答を得た。(2025/03/25-20:31)

30 Pct of Major Companies Using AI for Recruiting: Jiji Survey
About 30 pct of major Japanese companies have introduced or plan to introduce artificial intelligence in their employee recruitment activities, according to a survey by Jiji Press.
Of the 100 major companies surveyed, eight said that they will use AI to recruit students who will graduate in spring 2026, while 21 companies said they have already introduced AI.
The results show that companies are looking to AI to increase the efficiency of recruitment efforts as competition for human resources heats up.
Food and beverage maker Kirin Holdings Co. has begun using "AI interviews" as the first round of interviews to recruit students graduating next spring. In such interviews, AI interviewers and students interact online.
AI interviews are "aimed at eliminating personal biases and achieving accurate and appropriate evaluations," the company said.

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