旧日本軍の豪空襲から80年 モリソン首相出席し追悼式―ダーウィン
【ダーウィン(オーストラリア北部)時事】太平洋戦争中に旧日本軍がダーウィンなどオーストラリア北部への空爆を開始してから19日で80年を迎えた。ダーウィン市内ではモリソン豪首相ら約4000人が出席して追悼式が開かれた。
式典では、実際の空爆開始時刻に合わせて襲来する爆撃機に地上で応戦する当時の様子が再現された。ダーウィンは連合国の補給基地で、日本に対する反攻の拠点だった。ダーウィンを中心とした豪北部に対する空爆は1942年2月から43年11月まで計97回に達し、260人以上が死亡した。
モリソン氏は、安倍晋三元首相が2018年に日本の首相として初めてダーウィンを訪問し共に時を過ごしたことに触れ「(ダーウィンが)和解の場所になった」と指摘。「この都市や国に、こうした暴力を与えた敵は、今では最も信頼できて誠実な友人の一人になった」と述べた。(2022/02/19-10:57)
Australia Marks 80th Anniversary of Japanese Bombings
Australia on Saturday marked the 80th anniversary of air strikes by the now-defunct Japanese Imperial military in Darwin and other northern Australian areas during the Pacific War, part of World War II.
Some 4,000 people, including Australian Prime Minister Scott Morrison, attended a memorial ceremony in Darwin for the victims of the air strikes.
During the ceremony, a scene of how local people fought back was re-enacted from the exact time when the air strikes started on Feb. 19, 1942.
Darwin was a supply base for the Allied Forces and a hub against Japan during the war.
Japan raided northern Australia including Darwin 97 times between February 1942 and November 1943, causing over 260 deaths.
最新ニュース
-
石破首相が帰国
-
渋谷パルコで男性が転落死=通行人に直撃、搬送―警視庁
-
ロシア領内で北朝鮮兵2人捕虜=キーウに初めて移送―ウクライナ大統領
-
ロシア領内で北朝鮮兵2人捕虜=キーウに初めて移送―ウクライナ大統領
-
三木が2位=スノーボードW杯
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕