備蓄米、本格流通は4月以降=25年産の集荷に尽力―全農

全国農業協同組合連合会(JA全農)の桑田義文理事長ら首脳が25日、記者会見を行った。全農が政府備蓄米入札で落札したコメについて、小売店での本格的な販売は4月以降になるとの見通しを示した。
コメの流通円滑化を目的に、農林水産省が今月10~12日に実施した備蓄米の初回入札で、全農は落札量の9割以上を占め、卸売業者に引き渡しを始めた。会見に同席した斉藤良樹専務理事は「本格的には4月に入ってから出回り、流通市場でスタック(停滞)しているコメも表に出てくる」と話した。
政府が備蓄米放出を決めた背景には、昨夏のコメ農家からの集荷業務で、全農が民間業者の後手に回り、十分にコメを集められなかったことが一因とされる。斉藤専務理事は「機敏な対応ができなかった」とし、2025年産では、迅速な集荷に努めるとした。
[時事通信社]
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