千葉興銀株20%取得を発表=237億円で、筆頭株主に―千葉銀
大手地方銀行の千葉銀行は28日、同じ千葉県を地盤とする千葉興業銀行の株式約19.9%を、投資ファンド「ありあけキャピタル」(東京)から取得したと発表した。取得額は約237億円で、千葉興銀の筆頭株主になった。千葉銀は今後、千葉興銀との関係強化に向けた協議を進める。将来的な経営統合について、千葉銀は「現時点で決まっていることはない」(広報担当者)としている。
ありあけキャピタルは、2022年から千葉興銀に投資。千葉銀によると、今年1月にありあけ側から株式売却を打診され、検討を進めてきた。
「金利ある世界」への回帰で、銀行は貸出金利息など本業で稼ぎやすい環境が整いつつある一方、貸し出しの原資となる預金獲得競争は激しさを増す。人口減少による地方経済の低迷が続く中、経営規模拡大を目指した地銀の再編がさらに加速する可能性もある。
[時事通信社]
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