2025-03-15 04:20スポーツ

新戦力、思い出の日本で開幕=コンフォルト、母は金メダリスト―米大リーグ・ドジャース

ドジャースに今季加わったコンフォルト=2月18日、米アリゾナ州グレンデール(AFP時事)
ドジャースに今季加わったコンフォルト=2月18日、米アリゾナ州グレンデール(AFP時事)

 【ロサンゼルス時事】米大リーグ、ドジャースの今季の新戦力の一人で、得点力アップへの貢献が期待されるのがマイケル・コンフォルト。ナ・リーグ西地区のライバルのジャイアンツからフリーエージェントで加入した左打ちの外野手だ。昨季は20本塁打をマークした32歳の強打者は「ドジャースは優勝に一番近いチーム。翔平(大谷)のような素晴らしい選手がいて楽しみだ」と興奮を隠せない様子で開幕を迎える。
 母のトレーシーさんは、元シンクロナイズドスイミング(現名称アーティスティックスイミング)選手で1984年ロサンゼルス五輪の金メダリスト。父のマイクさんも大学のアメリカンフットボール選手だった。両親から優れた運動能力を受け継いだだけではなく、「規律を守ること、妥協せず練習に取り組むことなどを学んだ」と感謝する。
 オレゴン州立大在籍時の2013年、米国代表として日米大学野球選手権に出場。松山、広島、宇都宮、東京と日本国内を転戦した。当時青学大の外野手で、現在はレッドソックスにいる吉田正尚が日本代表にいたのを覚えているという。「日本ではどこに行ってもすごくきれいだったのが印象に残っている。日本の投手たちの球種が豊富で、制球良く投げていた」。それから12年。新天地に選んだドジャースでのスタートを日本で切ることになった。 
[時事通信社]

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