回収デブリ、研究施設に輸送=福島第1原発から、詳細分析へ―東電
東京電力は12日、福島第1原発2号機から初めて回収した溶け落ちた核燃料(デブリ)について、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構(JAEA)の研究施設に輸送したと発表した。今後、JAEAを含む複数施設で数カ月から1年ほどかけて成分や硬さなどを詳しく分析し、本格的な取り出しに向けた研究に役立てる。
東電によると、デブリは大きさ5ミリほどで、重さは0.7グラム。運搬専用の容器に入れて同日午前9時半ごろに車で福島第1原発を出発し、午後2時40分ごろに施設内に運び込んだ。
JAEAによると、大洗町の施設では14日から主に電子顕微鏡を使った分析を行う。その後、分割して他の施設でも調べるが、量が少ないため分け方は今後検討するという。各施設での分析結果は、具体的な取り出し工法や保管方法、被ばくを防ぐ安全管理を検討する際に活用する。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
阿部文科相「逮捕、極めて遺憾」=女子医大、元理事長の背任事件
-
720円安の3万8469円58銭=14日午前の平均株価
-
日米次期安保高官が会談
-
利上げ、来週会合で判断=氷見野日銀副総裁
-
尹大統領拘束巡り協議=捜査機関、警護庁に協力要請―韓国
写真特集
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎
-
【駅伝】第101回箱根駅伝〔2025〕
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕