2018.06.25 スポーツ

【大相撲】栃ノ心 (5/107)

大関昇進の伝達式で、口上を述べる栃ノ心(左)。右は春日野親方=2018年5月30日、東京都墨田区【時事通信社】 日本相撲協会は30日午前、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、関脇栃ノ心(30)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。外国出身の大関は11人目で旧ソ連のジョージアからは初めて。 東京都墨田区の春日野部屋で伝達式に臨んだ栃ノ心は「親方の教えを守り、力士の手本となるように稽古に精進します」と口上を述べた。 栃ノ心は力強い右四つの相撲で、西前頭3枚目だった初場所で14勝を挙げて初優勝し、春場所は10勝、夏場所では13勝と白星を重ねた。◇栃ノ心の略歴 栃ノ心 本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋。06年春場所初土俵、08年初場所新十両、同年夏場所新入幕。10年名古屋場所で新小結。右膝の大けがで幕下まで落ちたが、14年九州場所で再入幕。16年名古屋場所で新関脇。今年初場所で初の幕内優勝。三賞は11度受賞(殊勲2、敢闘6、技能3)。30歳。191センチ、169キロ。得意は右四つ、上手投げ。