2018.06.25 スポーツ

【大相撲】栃ノ心 (68/107)

初優勝が決まり、タイを手に笑顔を見せる栃ノ心(中央)。左は春日野親方=2018年1月27日、東京都墨田区の春日野部屋【時事通信社】 大相撲初場所14日目は27日、東京・両国国技館で行われ、西前頭3枚目の栃ノ心(30)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=が松鳳山を寄り切りで破って13勝1敗とし、千秋楽を待たずに初優勝を遂げた。平幕力士の優勝は2012年夏場所の旭天鵬以来。旧ソ連のジョージア出身者の幕内優勝は初めてで、欧州出身では琴欧洲(ブルガリア)、把瑠都(エストニア)がいる。栃錦、栃ノ海の両横綱を出した春日野部屋からの優勝力士は、1972年初場所の栃東以来で46年ぶり。新入幕から58場所目での賜杯獲得は貴闘力に並んで史上4番目に遅い記録となった。