2025-04-27 10:20スポーツ

西郷「集中できていた」=2度のチップインに笑顔も―シェブロン女子ゴルフ

第3ラウンドで韓国選手と並んで首位に立ち、会見に出席した西郷真央=26日、米テキサス州ウッドランズ
第3ラウンドで韓国選手と並んで首位に立ち、会見に出席した西郷真央=26日、米テキサス州ウッドランズ

 最終組でスタートした西郷が、メジャーの舞台で堂々と首位争いを演じた。第3ラウンドを2位から出ると、多くの選手が難コースや風に苦戦する中でスコアを伸ばし、首位タイに浮上。「風はこの3日間で一番強く吹いていて難しかった。18ホールを通して集中できていた」とうなずいた。
 6番(パー4)は第3打、13番(パー5)は第4打がグリーンの外からのアプローチになったが、いずれもチップインバーディーを奪った。「入ってくれて、心を落ち着かせられた」。13番はカップ手前ぎりぎりでボールが一瞬止まったように見えたが、「最後は風の一押しで転がってくれた」と笑顔で振り返った。
 米ツアーに本格参戦した昨年は2大会で2位となり、メジャーでは2度の7位。日本勢では1990年の小林浩美以来となる新人賞に輝き、今年はツアー初優勝が期待される。
 「優勝するために、一打一打にしっかり集中したい」。最終日は、2年前に新人賞を獲得したトップタイのユ・ヘラン、1打差で追ってくるダンカンとの最終組から頂点を目指す。(ウッドランズ時事)
[時事通信社]

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