2018.06.25 スポーツ

【大相撲】栃ノ心 (13/107)

大関昇進の伝達式を翌日に控え、笑顔を見せる栃ノ心=2018年5月29日、東京都墨田区【時事通信社】 日本相撲協会は30日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月8日初日、ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を開き、直近3場所で合計37勝を挙げた関脇栃ノ心(30)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=の大関昇進を正式に決める。決定後、使者が昇進を伝える。 栃ノ心は伝達式を翌日に控えた29日、東京都墨田区の春日野部屋で「楽しみですね。相撲よりも緊張します」と心境を語った。伝達式の口上については「簡単でも自分の気持ちを伝える言葉にしたい」と話した。 新入幕から60場所を要しての出世は2代目増位山に並んで最も遅い記録。春日野部屋からの大関誕生は1962年夏場所後に同時昇進した栃ノ海と栃光以来で56年ぶり。旧ソ連のジョージアからは初めて。欧州出身としては琴欧州(のち琴欧洲、ブルガリア)、把瑠都(エストニア)がいる。