2018.06.25 スポーツ

【大相撲】栃ノ心 (14/107)

大相撲夏場所千秋楽から一夜明け、記者の質問に笑顔を見せる栃ノ心=2018年5月28日、東京都墨田区の春日野部屋【時事通信社】 大関昇進が決定的な大相撲の関脇栃ノ心が夏場所千秋楽から一夜明けた28日、東京都墨田区の春日野部屋で会見を行った。優勝こそ逃したが13勝2敗の好成績を収め、「(昇進は)うれしいけど、大変でしょうね。もっと頑張らないといけない」と早くも「大関」への自覚をのぞかせた。 30日に行われる伝達式で述べる口上については「これから親方と相談したい」と言い、まだ決まっていない様子。春日野親方(元関脇栃乃和歌)は「彼らしい口上にしたい」と説明した。 春日野部屋から大関が誕生するのは、1962年夏場所後に栃ノ海、栃光が同時昇進して以来で56年ぶり。これを聞いた栃ノ心は「部屋のためにも頑張りたい。稽古に精進して自分の力強い相撲を取りたい」と気を引き締めていた。