トランプ米大統領の妻、メラニア夫人を使ったクロアチアの英語学校の看板=2017年9月16日、ザグレブ【EPA=時事】 「ちょっと英語を勉強すればどこまで行けるか考えてみよう」。トランプ米大統領の妻、メラニア夫人が訴える幹線道路沿いの巨大広告が、クロアチアで最近、相次ぎ撤去される騒ぎがあった。 首都ザグレブの語学学校が、夫人に無断で立てた看板だった。夫人の弁護士から猛抗議を受けて登場から4日目の19日、5枚全部が道路沿いから消えた。 弁護士は「夫人の肖像を勝手に商業利用するのは違法だ」とカンカン。語学学校側は「英語の学習を勧めることが目的だった」と率直に広告の意図を認めている。 夫人はクロアチアの隣国スロベニア出身。故国でも「メラニア・ケーキ」「ホワイトハウス・スリッパ」や「メラニア夫人の庭で取れた」ハチミツなど便乗商品が続々登場。片っ端から弁護士の抗議を受け撤去された。ただ「トランプ・ハンバーガー」をメニューに加え抗議を受けたレストランは「大統領バーガー」に名を変え残している。
2019.05.27
人物・歴史
【ファーストレディー】メラニア・トランプ (43/140)
トランプ米大統領の妻、メラニア夫人を使ったクロアチアの英語学校の看板=2017年9月16日、ザグレブ【EPA=時事】 「ちょっと英語を勉強すればどこまで行けるか考えてみよう」。トランプ米大統領の妻、メラニア夫人が訴える幹線道路沿いの巨大広告が、クロアチアで最近、相次ぎ撤去される騒ぎがあった。 首都ザグレブの語学学校が、夫人に無断で立てた看板だった。夫人の弁護士から猛抗議を受けて登場から4日目の19日、5枚全部が道路沿いから消えた。 弁護士は「夫人の肖像を勝手に商業利用するのは違法だ」とカンカン。語学学校側は「英語の学習を勧めることが目的だった」と率直に広告の意図を認めている。 夫人はクロアチアの隣国スロベニア出身。故国でも「メラニア・ケーキ」「ホワイトハウス・スリッパ」や「メラニア夫人の庭で取れた」ハチミツなど便乗商品が続々登場。片っ端から弁護士の抗議を受け撤去された。ただ「トランプ・ハンバーガー」をメニューに加え抗議を受けたレストランは「大統領バーガー」に名を変え残している。