【ファーストレディー】メラニア・トランプ (8/140)

トランプ米大統領(右)とメラニア夫人=2018年11月11日、パリ【AFP時事】 サンダース米大統領報道官は14日、国家安全保障担当のリカーデル大統領副補佐官が辞任し、別のポストに移ることを明らかにした。メラニア・トランプ大統領夫人がリカーデル氏の解任を求めており、事実上の更迭とみられる。大統領夫人が政権幹部の解任を公然と要求するのは異例。 リカーデル氏は米航空機大手ボーイングの元幹部で、ボルトン大統領補佐官(国家安保担当)の就任に伴い副補佐官に起用された。サンダース氏は「リカーデル氏はホワイトハウスを離れ、政権内で新たな役割を担う」と説明したが、具体的な異動先には言及しなかった。 メラニア夫人の報道担当官は13日の声明で、リカーデル氏について「もはやホワイトハウスに勤める栄誉に値しないというのが、大統領夫人の立場だ」と主張した。 メラニア夫人が解任を求めた理由は明らかにされていないが、先にアフリカ諸国を歴訪した際の扱いをめぐり、リカーデル氏への強い不満をトランプ氏に示したと伝えられている。(2018年11月15日)