トヨタ、スバルに追加出資=20%以上でグループ化-自動運転など技術開発強化
トヨタ自動車とSUBARU(スバル)は27日、トヨタがスバルに追加出資する新たな資本・業務提携に合意したと発表した。トヨタはスバルへの出資比率を現在の16.83%から20%以上に引き上げ、経営への影響力がより強まる持ち分法適用会社とする。スバルのトヨタグループ化を加速させ、自動運転など次世代技術開発を強化する。
トヨタの追加出資額は約750億円。スバルは上限800億円で新たにトヨタ株を取得し、1%未満の出資比率とする。トヨタがスバルを持ち分法適用会社とすることで、同社の損益は出資比率に応じてトヨタの連結決算に反映される。これにより、スバルは実質的にトヨタグループに入ることになる。
スバルは2017年に発覚した一連の検査不正問題後、信頼回復の途上にある。電気自動車(EV)などの電動車や自動運転の開発でも出遅れており、トヨタとの関係を深め事業強化を目指す。
トヨタの豊田章男社長は27日、自動運転など「CASE(ケース)」と呼ばれる次世代技術の時代に向けた可能性を追求するとし、「両社が互いの持つ強みを持ち寄り、さらに関係を深める」とするコメントを発表。スバルの中村知美社長も「関係をステップアップさせ、CASEなどへの対応力を強める」と提携強化の目的を示した。(2019/09/27-18:51)
Toyota Makes Subaru Affiliate with Additional Investment
Toyota Motor Corp. is poised to increase its investment in Subaru Corp. to make it an equity-method affiliate, it was learned Friday.
Toyota, Japan's leading automaker, will raise its equity stake in the smaller domestic peer from some 17 pct to 20 pct or higher, informed sources said.
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