日本企業の技術、海外に 脱炭素化の展示を視察―西村環境相
【シャルムエルシェイク時事】エジプトのシャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)に参加している西村明宏環境相は15日、会場内に設けられた日本のパビリオンを視察した。脱炭素化に向けた日本企業などの技術を紹介しており、視察後西村氏は「日本の優れた技術を海外にしっかり展開していきたい。政府としてもできるだけの援助・支援をしていかなくてはいけない」と語った。
パビリオンの企業ブースでは、東芝などが航空機用の超電導モーターを紹介。現在は主に化石燃料によるエンジンを使っているが、モーターによる電動飛行機が普及すれば、二酸化炭素(CO2)排出削減につながるという。他にも省エネ製品開発の「SPACECOOL」が、太陽光を遮断し熱を逃がすフィルムを展示。コンテナなどに使えば、エネルギーを使わず内部温度の上昇を抑えられる。
西村氏は「国内外でこうした技術を展開していけば、地球温暖化対策に大きく資することになる」と評価した。(2022/11/16-08:37)
Japan Aims to Export Decarbonization Techs
Japanese Environment Minister Akihiro Nishimura on Tuesday visited the Japan Pavilion at the venue of the ongoing U.N. climate talks, which promotes Japanese companies' decarbonization technologies.
"We want to spread Japan's excellent technologies abroad," Nishimura said, adding that the government needs to give as much support as possible.
Toshiba Corp. gives a presentation on a superconducting electric motor for aircraft at a pavilion booth at the venue of the 27th Conference of the Parties to the U.N. Framework Convention on Climate Change, or COP27, in Sharm el-Sheikh, Egypt.
A shift from the existing fossil fuel-powered aircraft engines to electric motors would help reduce carbon dioxide emissions, according to the Toshiba group.
Other featured items at the pavilion include a film that reduces heat input from sunlight while allowing heat to escape.
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