男性育休、有給1カ月に延長 取得「当たり前に」―大和証G社長
大和証券グループ本社の中田誠司社長はインタビューに応じ、男性社員の育児休暇制度を拡充する方針を明らかにした。有給で取得できる期間を、現在の2週間から1カ月程度に延ばす方向で検討する。
同社は既に男性の育休取得率100%を達成。ただ、平均の取得日数は10日程度にとどまっている。中田氏は「取るのが当たり前という意識を浸透させたい」と述べ、制度拡充により、積極的な利用を促す考えを示した。
また、2019年度から合計300億円を目標に進めているコスト削減に関し、アイデアを社内公募したところ、デジタル活用や働き方改革など約1500件の提案が寄せられたと明かした。この中から、実行可能な策を6月に選定する。
優れた案には賞金とともに、人事面でもプラス評価を与える。募集した理由について「コスト削減は現場に無理を強いることになりかねない。現場発の案ならストレスが少なく、実現可能性も高まると考えた」と説明した。
人材確保に関しては、例年数十人規模の中途採用を今年度は200人に拡大する計画。幅広い部署に配置し、人材の多様化を狙う。「経験などが異なる人材を採ることで、組織にどんな化学反応が起きるか見たい」と語り、来年度以降も一定規模で中途採用を続ける意向を示した。(2022/05/26-07:08)

INTERIVEW: Daiwa to Expand Paid Paternity Leave System
Daiwa Securities Group Inc. is considering allowing its male employees to take child-rearing leave for around one month in total, against the current cap of two weeks, President and CEO Seiji Nakata has said in a recent interview.
The paternity leave acquisition rate at the major Japanese brokerage group has already reached 100 pct. However, the average number of days on such leave stays only around 10.

最新ニュース
-
不二家のホームパイで市をPR=静岡県裾野市〔地域〕
-
横浜M、リバプールと対戦=Jリーグ親善試合
-
今年度初の処理水放出開始=トリチウム量増やす―東電福島第1原発
-
イスラエル、最南部の「緩衝地帯化」準備か=ガザで占領地拡大
-
八村は15得点=レーカーズ、プレーオフへ―NBA
写真特集
-
ラリードライバー 篠塚建次郎
-
元祖“怪物” 巨人・江川卓投手
-
つば九郎 ヤクルトの球団マスコット
-
【野球】「サイ・ヤング賞右腕」トレバー・バウアー
-
【野球】イチローさん
-
【スノーボード男子】成田緑夢
-
【カーリング】藤沢五月
-
【高校通算140本塁打の強打者】佐々木麟太郎