町野、存在感示すか=上田離脱でチャンス―サッカー日本代表
W杯出場を決めてから初となる全体練習。本大会のメンバー生き残りを懸けた争いが始まった日に、FW上田が負傷離脱した。同じようなポストプレーを得意とする町野が、サウジアラビア戦で先発する可能性は十分にある。
バーレーン戦では序盤から上田が最前線で何度もボールを収め、攻撃の起点となった。町野は上田と交代し、後半終盤に出場。約2年ぶりの代表招集ながら、出番があったことに森保監督の期待がうかがえる。
2023年夏に湘南から当時ドイツ2部のキールに移籍すると1部昇格に貢献し、今季は7得点。「代表に戻る」との思いを胸に、必死にプレーしてきた。自身が呼ばれない間に頭角を現した小川が負傷。W杯まで1年余りというタイミングで、町野に存在感を示す機会が巡ってきた。
前回W杯は同じ年の東アジアE―1選手権で活躍し、本大会のメンバー入りを果たした。本番で出場機会はなかっただけに、今回に懸ける思いは強い。「競争に勝たないとFWの枠はつかめない。負けずに頑張りたい」と闘志を込めた。
[時事通信社]
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