「逃げろ!」を合図に全力疾走
東日本大震災で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町で23日、津波避難の大切さを伝える「津波伝承 女川復幸男」が開かれた。同町に津波が到達したとされる午後3時32分、「逃げろ!」の声を合図に、約140人の参加者が一斉に駆け出し全力疾走。約240メートル先のゴールに最初に到着した「一番復幸男」の自衛官・小島涼太郎さん(24)は「震災のとき、忘れ物を取りに戻って津波にのまれた人がたくさんいたと職場の先輩から聞いた。津波が来たらすぐに逃げるということを今後も伝えていきたい」と力を込めた。【時事通信映像センター】 #女川町 映像素材の購入については時事通信フォトへお問い合わせください https://www.jijiphoto.jp
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