NY株、反発=トランプ関税の懸念緩和
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領の高関税政策に対する懸念がやや和らぐ中、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比32.03ドル高の4万1985.35ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は92.42ポイント高の1万7784.05で引けた。
トランプ政権が4月2日に導入を予定する「相互関税」を巡る根強い警戒感から、ダウ平均は一時500ドル超安まで下げた。ただ、トランプ氏が21日、関税には「柔軟性がある」と、臨機応変な対応を示唆したことが好感され、終盤にかけて買いが優勢になった。
[時事通信社]
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