大谷支えたコーチの挑戦=マーリンズ率いるマッカラー氏―米大リーグ

【ジュピター(米フロリダ州)時事】米大リーグでドジャースの大谷翔平が昨季達成した史上初のシーズン「50本塁打、50盗塁」の快挙を一塁コーチとして支えたクレイトン・マッカラー氏(45)が、マーリンズの監督に今季就任した。決断の理由を「プロとして興味があった。いつか機会を持ちたいと思っていた」と晴れやかに語った。
走塁面で大谷に助言を送った日々を「いいパートナーシップだった。彼も私もたくさんの映像を見て、アイデアを出し合った。私は強い情報源になろうとしていた」と思い起こす。昨季の盗塁数は、それまでの最多だった2021年の26個から倍以上の59個に増えた。
大谷が出塁すると、一塁上でヘルメットを合わせる姿がおなじみになった。54本塁打、130打点でナ・リーグ2冠に輝いた大谷は通算3度目の最優秀選手(MVP)を受賞。「一緒にシーズンを過ごし、成し遂げたことを目の当たりにできたことは忘れない」と感謝する。
昨季4年ぶりにワールドシリーズを制したドジャースから、ナ東地区の最下位だったマーリンズへ。100敗(62勝)を喫したチームの再建を託され、「才能ある若い選手がたくさんいる。成長を手助けするのが楽しみ。彼らはハングリーだ」。二刀流復活を目指す大谷と同じく、かつての相棒にとっても大きな挑戦のシーズンとなる。
[時事通信社]

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