大谷、いよいよ東京開幕へ=打者として順調に―米大リーグ・ドジャース

ドジャースの大谷がいよいよ日本のファンの前に帰ってくる。東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズに臨む。2023年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では日本代表の一員として準々決勝まで日本でプレー。それ以来の「大谷フィーバー」に包まれそうで、自身も「もちろん特別になると思う」と心待ちにしている。
大谷は23年9月に右肘、24年11月に左肩を手術。今年は2季ぶりに投打の二刀流復活を目指すが、投手としては慎重に調整しており、まだ実戦登板はない。東京では打者に専念し、1番指名打者で出場予定。「(打順は)どこに入っても基本的には自分の打撃をできればいい」と話す。
春季キャンプでは初日にフリー打撃を行い、フルスイングを披露した。実戦形式の打撃練習などを含め、開幕までに50打席のノルマを自らに課し、順調に消化。2月28日のオープン戦初打席でエンゼルスの菊池から左越え本塁打を放った。
不安が残るとすれば走塁面。昨年10月のワールドシリーズ第2戦で盗塁を試みてスライディングをした際に左肩を負傷し、手術を受けることになった。そのため、キャンプでは地面に左手をつかないスライディング練習も。昨季59盗塁のスピードは武器で、緊迫した場面でどのような走塁を見せられるか。
カブスの開幕投手の今永には昨季、5打数無安打と封じられた。いきなり実現する日本人対決にも注目が集まる。
[時事通信社]
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