ロシア、「エネルギーテロ」とウクライナ非難 パイプラインを攻撃と主張
【モスクワAFP=時事】ロシア国防省は13日、天然ガスを同国南部からトルコ経由で欧州に供給するパイプライン施設を標的にウクライナが無人機攻撃を仕掛けたと発表した。今回の攻撃についてロシア大統領府(クレムリン)は、ウクライナが「長期にわたって海外友好国の保護下で追求してきたエネルギーテロの一環」だと非難した。≪写真は、トルコ・イスタンブールで、天然ガスパイプライン「トルコストリーム」の開通式に出席する〈中央左から〉ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領ら≫
国防省は、黒海沿岸の同国南部クラスノダール地方の村ガイコゾルのガス圧縮施設を標的にウクライナ軍が11日に9機の無人機を発射したと発表した。施設は主要パイプライン「トルコストリーム」の一部で、ロシアが実効支配するクリミア半島の向かいにある。
国防省は、すべてのドローンが撃墜されたが、落下した残骸により「軽微な損傷」が生じたと述べた。ガス供給に影響は及んでいないとしている。
一方、国営メディアによると、クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、パイプライン攻撃は「欧州の消費者にとって非常に危険」だとし、外相とエネルギー大手ガスプロムのトップが12日にトルコ側と電話で協議したと語った。
トルコストリームは、クラスノダール地方の都市アナパからトルコ北西部のキユキョイまで、黒海海底に930キロにわたって敷設されている。同地で、バルカン半島を通って西欧各国に至る地上パイプラインに接続している。【翻訳編集AFPBBNews】
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