2024-08-23 15:02スポーツ

京都国際が初優勝=延長タイブレーク制す―全国高校野球

初優勝を果たし、喜ぶ京都国際ナイン=23日、甲子園
初優勝を果たし、喜ぶ京都国際ナイン=23日、甲子園

 第106回全国高校野球選手権大会は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で決勝が行われ、京都国際(京都)が延長十回タイブレークの末、関東一(東東京)を2―1で破り、初優勝を果たした。
 京都国際は京都府勢としては、1956年の平安(現龍谷大平安)以来の夏制覇となった。
 87年の選抜で準優勝している関東一は、またも頂点には届かなかった。
 決勝での延長タイブレークは、春夏通じて初めて。 
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 ◇京都国際・小牧憲継監督
 本当にすごい子供たちだなと感心した。一日でも長く野球をやりたいと大会前に伝えていた。ここまで来られるとは思っていなかったが、こんなおじさんに素晴らしい夏休みをくれた。
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 ◇優勝校の横顔
 京都国際(京都) 京都市にある私立校。1947年に京都朝鮮中として開校。2003年に学校教育法上の学校(1条校)となり、04年に京都韓国学園から名称変更。野球部創部は1999年で、男子生徒のほとんどが野球部員。白承桓校長。校歌は韓国語。甲子園出場は春2度、夏3度。出身者にプロ野球広島の曽根海成内野手、阪神の中川勇斗捕手ら。
[時事通信社]

優勝旗を手にする京都国際の藤本主将=23日、甲子園
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