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2024-05-15 17:48World eye

ウッズがＬＩＶとの交渉状況明かす 「進展」も決着へ「道のり長い」

【ルイビル（米国）ＡＦＰ＝時事】男子ゴルフのタイガー・ウッズは１４日、米国ツアーとサウジアラビアが後援するＬＩＶゴルフリーグとの事業統合について、交渉は進展しているが合意まではまだ道のりは長いと話した。≪写真は男子ゴルフのタイガー・ウッズ≫
　ウッズは米ツアーの方針委員会の一員として、サウジアラビアの政府系ファンド「公的投資基金」とツアーによる統合の枠組み合意を目指している。
　１６日開幕の第１０６回全米プロゴルフ選手権を前にした練習ラウンドを終えたウッズは、１年近くも続いている交渉について「恐らくファンもわれわれと同様、ゴルフや選手と関係のない話にうんざりしている。ファンはただ、われわれが一緒にプレーするところを見たがっている。それを実現する方法をこれから決めようとしている」と話すと、「ある程度の進展があるのは確かだが、決着までの道のりは長い」と明かした。
　さらにウッズは「われわれはＰＩＦと交渉している。現在進行中で、流動的だ。状況は日ごとに変わる」と話し、「進展はあるが、これは現在進行形の交渉で、やるべきことが山積みだ」とコメント。「大きくはないかもしれないが、前進はしている」と述べた。
　前日１３日には、実業家のジミー・ダン氏が方針委員会を辞任した。ダン氏は昨年６月に発表された物議を醸す統合の枠組み作成に関わった人物だが、複数メディアの報道によれば、昨年１２月の期限を大きく過ぎても決着がつかない交渉ペースの遅さにしびれを切らしたという。
　それでもウッズは、ゴルフの未来についてさまざまな意見をぶつけ合うことが前進につながると考えており、「議論や意見のまとまらない部分はあるが、ゴルフとツアーに関わる全員にとって最善のことをしたい。そうした衝突がなければ前進もできない」と話している。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

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