2019.07.05 スポーツ

【大相撲】貴景勝 (31/70)

九州場所で初優勝を果たし、日本相撲協会の八角理事長(右)から賜杯を受け取る貴景勝=2018年11月25日、福岡国際センター【時事通信社】 大相撲九州場所千秋楽は25日、福岡国際センターで行われ、東小結貴景勝(22)=本名佐藤貴信=が初優勝を遂げた。兵庫県出身の優勝力士は2000年春場所の貴闘力以来で3人目。今場所は師匠だった貴乃花親方(元横綱)の日本相撲協会退職に伴い、千賀ノ浦部屋に移籍して最初の場所だった。 14年秋場所の初土俵から26場所目での優勝は、年6場所制となった1958年以降では、幕下付け出しを除くと曙に並び歴代4位、22歳3カ月は歴代6位のスピード記録。新入幕から12場所目は朝青龍に並ぶ歴代10位の速さ。 貴景勝は錦木を破り、2敗で並んでいた大関高安が敗れたため、初の賜杯獲得が決まった。