2019.07.05 スポーツ

【大相撲】貴景勝 (9/70)

行事に参加するため部屋宿舎を出た貴景勝=2019年7月4日、名古屋市北区【時事通信社】 大相撲の大関貴景勝(22)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、千賀ノ浦部屋=が4日、名古屋場所(7日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)を休場することを明らかにした。新大関だった5月の夏場所で右膝の靱帯(じんたい)を損傷するなどし、調整が大幅に遅れていた。 夏場所は3勝4敗8休で負け越し。かど番の名古屋場所を全休する意向を示したため、9月の秋場所では関脇に転落することが確実になった。秋場所で10勝すれば大関に復帰できる。 新大関から2場所での陥落は、現行のかど番制度となった1969年名古屋場所以降では、武双山以来19年ぶりで2人目。 貴景勝は「師匠の判断は絶対。力士生命に関わってくることだし、万全に治す方が正しいという話が出た。もう一つ上の番付を目指したいので、そういう選択をすることにした」と話した。