2019.07.05 スポーツ

【大相撲】貴景勝 (15/70)

大関昇進の伝達式後、祝いのタイを持つ貴景勝(前列中央)=2019年3月27日、大阪市中央区【時事通信社】 日本相撲協会は27日、エディオンアリーナ大阪で夏場所(5月12日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、直近3場所で34勝を挙げた関脇貴景勝(22)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、千賀ノ浦部屋=の大関昇進を決めた。伝達式に臨んだ貴景勝は「武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを忘れず、相撲道に精進してまいります」と口上を述べた。 所要28場所での大関昇進は、年6場所制となった1958年初土俵以降では6番目の速さ(幕下付け出しは除く)、22歳7カ月22日での昇進は9番目の年少記録。 兵庫県からの大関誕生は昭和以降4人目で、80年初場所後に昇進した2代目増位山以来。 貴景勝は昨年九州場所で13勝を挙げて初優勝を果たし、新関脇だった今年初場所で11勝。春場所では千秋楽で栃ノ心を破って10勝した。