【バレエ】ローザンヌ国際バレエコンクール (21/87)

若手バレエダンサーの登竜門として知られる「ローザンヌ国際バレエコンクール」第44回大会の最終選考が6日、スイスのローザンヌで行われ、千葉県船橋市出身で法政二高(川崎市)1年の中村淳之介(なかむら・じゅんのすけ)さん(16)が6位に入賞した。 中村さんは母親の影響で6歳からバレエを始め、現在は放課後にバレエスクールで毎日約5時間の練習を続ける。結果が出ずやめようと思ったことも少なくなかったといい、「信じられない。他の人たちが皆上手なので、本番は楽しく踊ることを心掛けた」と入賞の感想を語った。今回は20弱の国から約70人が参加。中村さんら日本出身の5人を含め、予選を勝ち抜いた20人が最終選考に進んだ。優勝は中国の女性だった。入賞者には奨学金1万6000スイスフラン(約190万円)と、希望するバレエ校に1年間留学する権利が与えられる。 写真は、写真撮影に応じる中村淳之介さん(2016年02月06日) 【時事通信社】