2020.06.11 スポーツ

【サッカー】「キングカズ」三浦知良 (22/122)

サッカー天皇杯3回戦・横浜M戦の前半、プレーする横浜FCの三浦知良(右端)と中村俊輔(右から4人目)ら=2019年8月14日、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場【時事通信社】 サッカーの第99回天皇杯全日本選手権は14日、3回戦が行われ、J2の横浜CはJ1の横浜Mに1−2で敗れた。横浜Cの三浦知良は、自身の持つ最年長出場記録を52歳5カ月19日に更新した。 横浜Cは、52歳の三浦と41歳の中村がそろって先発出場。2人が同じチームで先発するのは、2000年2月の日本代表のマカオ戦以来、実に19年ぶりだった。開始5分に訪れた決定機を逃した三浦は、「決めたかった。角度がなく、GKの出足も良かった」。左足で放ったシュートは、惜しくも外れた。 中村にも見せ場は訪れる。前半30分すぎのゴール正面での得意のFKは、ゴールを捉えたがGKに阻まれた。中村にとっては、古巣横浜Mとの特別な「横浜ダービー」でもあった。後半途中には交代となった三浦から主将マークを引き継いだ。1−2の敗戦に悔しさをにじませつつ、「とても幸せな、いい時間だった」と感慨に浸った。