ホンダ小型ジェット (7/52)
小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の日本での販売を発表するホンダの八郷隆弘社長=2018年6月6日、東京都港区のホンダ本社【時事通信社】 ホンダは6日、米子会社が製造する小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を日本でも販売すると発表した。2019年前半の納入開始を目指す。15年12月に北米で出荷を始めて以来、欧州、アジアなどに続き約2年半で世界主要地域での販売体制が整う。ホンダの八郷隆弘社長は東京都内の本社で記者会見し、「グローバルに評価されているホンダジェットを、日本の多くの皆さまにも利用してもらえるよう取り組む」と語った。 ホンダジェットは7人乗り。高い燃費性能に加えて広い客室空間が特徴で、17年には軽量小型ジェット機として世界最多となる43機を出荷した。大手商社丸紅の子会社、丸紅エアロスペース(東京)が国内販売の代理店となる。 価格は最新型「ホンダジェット エリート」が525万ドル(約5億7700万円)。航続距離は約2661キロで、東京から北京、上海といったアジアの主要都市に飛ぶことができる。