電気自動車(EV)、本格普及へ (18/39)

新型の「ハイゼットカーゴ」を発表するダイハツ工業の奥平総一郎社長=東京都港区【時事通信社】 ダイハツ工業は20日、2030年までに国内で販売する全ての新車をハイブリッド車(HV)を含む電動車にする目標を明らかにした。これに先駆け、25年までに同社初となる軽自動車の電気自動車(EV)を投入し、補助金などを活用した実質負担額を100万円台とする方針だ。 軽販売首位のダイハツが具体的な電動化計画を打ち出したのは初めて。国内新車販売の4割を占める軽でもEV開発競争が加速しそうだ。 ダイハツの奥平総一郎社長が、東京都内で開いた新型車発表会で表明した。奥平社長は「電動化は避けて通れないし、やっていかないといけない」と指摘。軽EVに先立ち、軽HVも発売し、「HVの利点を生かしたEVを開発し、投入していく」と述べた。(2021年12月20日)