電気自動車(EV)、本格普及へ (3/39)

三菱自動車が12月に発売する軽商用電気自動車(EV)「ミニキャブEV」=2023年11月24日、東京都港区【時事通信社】 三菱自動車は24日、ワンボックスタイプの軽商用電気自動車(EV)「ミニキャブEV」を12月21日に発売すると発表した。1回の充電で走れる距離を180キロと、従来車「ミニキャブ・ミーブ」の133キロから延長。安全装備も拡充した。価格は据え置き、243万1000円から。 同社は、軽商用バンの市場でEV需要が2024年度以降に急拡大し、30年度には4割がEVに転換すると見込む。自動車大手では、ホンダが24年春に軽バン「N―VAN(エヌバン)」をベースとした商用車を100万円台で発売するほか、スズキとダイハツ工業、トヨタ自動車の3社が共同開発した軽バンEVも今年度中に販売予定で、競争が激化しそうだ。