2022.11.18
その他
環境活動家による名画襲撃 (12/13)
メルボルンのビクトリア国立美術館で、ピカソの絵に手を接着させる環境活動家=環境保護団体「エクスティンクション・レベリオン」提供【AFP時事】 オーストラリア南東部メルボルンの美術館で9日、展示中のピカソの絵「朝鮮の虐殺」に環境保護活動家が手を接着させる騒ぎがあった。絵は防護ガラスで覆われており、美術館は「手はガラスからはがされ、絵は無事だ」と発表した。 現場はビクトリア国立美術館。環境保護団体「エクスティンクション・レベリオン」が公開した画像によると、黒装束の男女2人が絵に自らの手を接着し、「気候カオス=戦争+飢餓」と書かれた横断幕を足元に広げた。 1950年に起きた朝鮮戦争の信川虐殺事件を告発した「朝鮮の虐殺」はピカソの51年の作品で、この日は展示の最終日だった。(AFP時事)(2022年10月09日)