2022.11.18
その他
環境活動家による名画襲撃 (5/13)
ウィーンの美術館で黒い液体を掛けられたクリムトの絵画(環境活動家所属団体が提供)【AFP時事】 オーストリアの首都ウィーンの美術館で15日、環境活動家の男2人が、画家クリムトの代表作「死と生」に黒い油状の液体を掛ける騒ぎがあった。うち1人は自身の体を絵の額縁に接着したが、美術館によると絵と額縁に損傷はなかった。欧州では気候変動の緊急性を訴える環境活動家らが、名画を襲撃する騒動が続いている。 オーストリアの環境保護団体がツイッターで責任を認めた。騒ぎを起こした1人は「化石(燃料による)破壊を止めよ。われわれは気候(変動による)地獄へと突き進んでいる」などと叫んでいたという。男2人は館員に取り押さえられた。(AFP時事)(2022年11月15日)