セブン、営業益11年ぶり減 コロナ再拡大で回復鈍化―20年3~11月期
セブン&アイ・ホールディングスは12日、2020年3~11月期連結決算を発表した。本業のもうけを示す営業利益は前年同期比10.5%減の2856億円で、3~11月期として09年以来11年ぶりの減益となった。新型コロナウイルスの感染再拡大が業績回復を鈍らせ、売上高に当たる営業収益は全事業で前年同期を下回った。
主力の国内コンビニエンスストア事業は新型コロナの影響で昨年10月以降、都市部の店舗を中心に再び客足が遠のいた。デニーズなど専門店事業は100億円の営業赤字(前年同期は40億円の黒字)を計上。百貨店のそごう・西武も客足が戻らず、赤字幅が拡大した。(2021/01/12-19:13)
Seven & i Logs 1st Operating Profit Fall in 11 Yrs in March-Nov.
Japanese retail group Seven & i Holdings Co.'s consolidated operating profit in March-November 2020 fell 10.5 pct from a year before to 285.6 billion yen, the first decline for the nine-month period in 11 years.
The company's nine-month operating revenue went down year on year in all business categories due to the spread of the new coronavirus, according to its consolidated earnings report released on Tuesday.
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