宮内庁、即位パレードの車公開=22日に両陛下が乗車
宮内庁は7日、天皇陛下の即位を祝う22日のパレード「祝賀御列の儀」で天皇、皇后両陛下が乗られるオープンカーを皇居内で報道陣に公開した。予算に8000万円を計上し、トヨタのセンチュリーを改造。9月に内閣府に納車された。当日は午後3時半から、皇居から赤坂御所までの約4.6キロを約30分間かけてパレードする。
車体は全長5.34メートル、全幅1.93メートルで、平成の時に使った車より少し大きい。5000ccのエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド車で、燃費は1リットル当たり13.6キロ。
両陛下の姿を見えやすくするため、後部座席を前席に比べ4センチ高くした上で、25度後ろに傾け固定した。衝突回避や自動ブレーキシステムを備え、後部座席にサイドエアバッグを装備。運転した宮内庁職員は「乗り心地はすごく良い」と話した。
一連の即位関連儀式終了後には、東京や京都の迎賓館で展示する予定。
祝賀御列の儀は、荒天時は26日に延期される。26日も荒天の場合は中止となる。(2019/10/07-11:26)
Convertible for Japan Emperor's Enthronement Parade Unveiled
A convertible vehicle to be used for a parade related to Japan's Emperor Naruhito's enthronement proclamation on Oct. 22 was shown to reporters on Monday at the Imperial Palace in Tokyo.
The government spent some 80 million yen to revamp the Century vehicle of Toyota Motor Corp. . It was delivered to the Cabinet Office in September.
The "Shukuga-Onretsu-no-Gi" parade will start at 3:30 p.m. on Oct. 22.
Emperor Naruhito and Empress Masako will ride for about 30 minutes from the Imperial Palace to their residence, the Akasaka Estate, on a route of about 4.6 kilometers.
The vehicle, 5.34 meters in length and 1.93 meters in width, is slightly bigger than the car used for the parade of Emperor Emeritus Akihito and Empress Emerita Michiko in 1990, after he ascended the throne in 1989.
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