オンワード、不採算600店閉鎖=全体の2割、百貨店苦戦
アパレル大手のオンワードホールディングスは4日、国内外の不採算店舗を閉鎖すると発表した。閉鎖店舗数は明らかにしていないが、今後3~5年で全体の2割に当たる約600店を減らすとみられる。主力拠点である百貨店内に開設した店舗が苦戦しており、成長しているインターネットの通信販売に力を入れる。
記者会見した保元道宣社長は実店舗について「顧客との接点は必要だが、数よりも質を高めたい」と説明。ネット展開では「デジタルに精通した世界大手と連携し、新ブランドを共同開発したい」と語った。
オンワードは、婦人服で「23区」「組曲」、紳士服で「五大陸」などのブランドを展開している。百貨店の店舗は顧客の高齢化が進み、若い世代を取り込めていないという課題を抱える。(2019/10/04-18:04)
Apparel Maker Onward to Shut Underperforming Stores
Major Japanese apparel maker Onward Holdings Co. said Friday it will close loss-making stores both at home and overseas.
The company did not disclose the number of stores to be shut. But it is expected to close about 600 stores, or 20 pct of the total, in the next three to five years, sources familiar with the matter said.
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