田辺三菱、新型コロナワクチン撤退 量産見通し立たず子会社清算
三菱ケミカルグループの田辺三菱製薬(大阪市)は3日、カナダの完全子会社メディカゴ社(ケベック州)が開発した新型コロナウイルスワクチンの商用化を断念すると発表した。ワクチンの需要減少に加え、量産体制の構築が困難と判断。メディカゴ社の全事業から撤退し、同社を清算する。
田辺三菱は2020年から新型コロナのワクチン開発に着手。昨年2月には、メディカゴ社が開発した世界初の植物由来ワクチン「コビフェンツ」について、カナダで製造販売の承認を得た。しかし量産化が難航し、供給できない状態が続いていた。(2023/02/03-10:48)
Mitsubishi Tanabe Abandons Commercialization of COVID Vaccine
Mitsubishi Tanabe Pharma Corp. said Friday that it has decided to abandon a plan to commercialize a COVID-19 vaccine developed by Canadian subisidiary Medicago Inc., citing difficulties building a mass production system for the vaccine, as well as a decline in demand for such vaccines.
The Japanese firm, based in the western Japan city of Osaka, will cease all operations at the Quebec-based unit and liquidate it.
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