ライフの清水信次氏死去 96歳、大手スーパー創業者
食品スーパー大手のライフコーポレーションを創業した同社名誉会長の清水信次(しみず・のぶつぐ)氏が10月25日、老衰のため死去した。96歳。津市出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻久子(ひさこ)さん。お別れの会を来年開く予定。連絡先は同社秘書・広報部。
陸軍に入隊して敗戦を迎えた後の1956年、ライフの前身となる食料品販売会社を設立して社長に就任した。61年にはスーパー形式の店舗を大阪府豊中市に出店。71年には東京都板橋区に出店して首都圏進出を果たし、2大都市圏に特化した売上高7600億円超の一大チェーンに育て上げた。
86年、2011年には日本チェーンストア協会会長に就任。99年には日本スーパーマーケット協会を設立して初代会長を務めた。
82年以降は会長などとして長年、経営のかじ取りを行ってきたが、21年5月に取締役名誉会長に退き、今年5月に高齢を理由に取締役も退任していた。86年に藍綬褒章受章。(2022/11/07-18:11)
Shimizu, Founder of Japanese Supermarket Chain Life, Dies at 96
Nobutsugu Shimizu, founder and honorary chairman of Japanese supermarket chain operator Life Corp., died of old age on Oct. 25, it was learned Monday. He was 96.
A native of Tsu, Mie Prefecture, Shimizu founded the predecessor of Life in 1956 after serving in the now-defunct Imperial Japanese Army until the end of World War II.
As company president, Shimizu opened a supermarket in Toyonaka, Osaka Prefecture, in 1961 and the first Tokyo outlet in the capital's Itabashi Ward in 1971.
Concentrating on operations in Tokyo and Osaka, Japan's two biggest consumer markets, he made Life a major superstore chain with annual sales of over 760 billion yen.
Shimizu also headed the Japan Chain Stores Association, in 1986 and in 2011. Furthermore, he established the Japan Supermarkets Association in 1999 and became its first chairman.
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