日立、化成と画像診断機器を売却 グループ再編加速―総額7000億円
日立製作所は18日、東証1部上場の化学子会社日立化成を昭和電工に、画像診断機器事業を富士フイルムホールディングス(HD)にそれぞれ売却すると発表した。売却総額は7000億円規模となる。日立は2021年度までの3カ年で、グループ事業の再編を加速。売却などで得た資金を成長の柱とするIoT(モノのインターネット)関連の研究開発や企業の合併・買収(M&A)に投じる。
日立の西野寿一副社長は記者会見し、「選択と集中を一層進めることでデジタル分野に力を入れていく」と強調した。同社は日立化成株売却などに伴い、20年3月期通期の連結純利益予想を1700億円(従来予想は3600億円)に下方修正した。(2019/12/18-22:03)
Hitachi to Sell Chemical Unit, Diagnosis Imaging Equipment Biz
Japanese machinery giant Hitachi Ltd. said Wednesday that it will sell subsidiary Hitachi Chemical Co. to Showa Denko K.K. and its diagnosis imaging equipment business to Fujifilm Holdings Corp. for a total of about 700 billion yen.
Hitachi aims to speed up the reorganization of its group businesses in the three years to fiscal 2021. Proceeds from the sales will be invested into research and development related to the internet of things, of IoT, Hitachi's pillar of growth, and business acquisitions.
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