まん延防止延長、18都道府県21日まで 水際上限7000人に緩和―岸田首相が記者会見
岸田文雄首相は3日、首相官邸で記者会見し、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を適用する31都道府県のうち、18都道府県で期限を6日から21日まで延長する方針を発表した。4日に専門家らに諮問し、正式決定する。水際対策も追加緩和し、1日5000人としている入国・帰国者の上限を14日から7000人に拡大すると表明した。
首相は感染状況について「改善傾向がさらに確かになものになっている」と指摘。感染第6波の出口がはっきり見えてくれば「経済社会活動の回復への取り組みを本格化させる」と語った。中小企業の事業復活を支援する「中小企業活性化パッケージ」を展開することも表明した。
1日100万接種を目指したワクチンの3回目接種では、2月中旬に目標を達成したという認識を示した。
重点措置を延長するのは北海道、青森、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、岐阜、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、香川、熊本の18都道府県。予定通り6日で解除するのは福島、新潟、長野、三重、和歌山、岡山、広島、高知、福岡、佐賀、長崎、宮崎、鹿児島の13県。(2022/03/03-21:56)
Japan to Extend COVID-19 Pre-Emergency for 18 Prefectures
Japanese Prime Minister Fumio Kishida said Thursday that the government will extend its COVID-19 pre-emergency designations for 18 prefectures, set to run out Sunday, until March 21.
The 18 prefectures are Hokkaido, Aomori, Ibaraki, Tochigi, Gunma, Saitama, Chiba, Tokyo, Kanagawa, Ishikawa, Gifu, Shizuoka, Aichi, Kyoto, Osaka, Hyogo, Kagawa and Kumamoto.
Speaking at a press conference, Kishida said the government will lift the designations for 13 prefectures on Sunday as planned. They are Fukushima, Niigata, Nagano, Mie, Wakayama, Okayama, Hiroshima, Kochi, Fukuoka, Saga, Nagasaki, Miyazaki and Kagoshima.
Kishida also said that the government will raise the daily limit of people allowed to enter Japan to 7,000 from the current cap of 5,000, effective March 14.
The government had just raised the limit, introduced as part of COVID-19 border control measures, from 3,500 to 5,000 on Tuesday. Around 400,000 foreign nationals have been unable to enter Japan even though they have been granted residency status.
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