学生ら「悲鳴上げパニック」=逮捕の女、過去にもトラブルか―法政大ハンマー傷害
法政大多摩キャンパスで女がハンマーのようなものを振り回し、学生8人が負傷した事件で、現場となった教室には血痕が残り、周辺は規制線が張られるなど騒然とした。目撃した男子学生(20)は「悲鳴が聞こえて逃げた。パニックになっている人が多かった」と当時の状況を振り返った。
同大現代福祉学部2年の男子学生によると、授業が始まって間もない午後3時40分ごろ、後方で鈍い音が響いた。振り返ると、座っていた自称同大生のユ・ジュヒョン容疑者(22)がハンマーのようなもので近くにいた学生を殴っていた。
同容疑者はうなり声を上げながら凶器を振り回し、教室の前方へ。教員や警備員が駆け付けると「こんにちは、大丈夫ですよ。私は何もしていない」と開き直った様子で話したという。
男子学生は「みんな、頭を狙われた。無差別に襲っているように見えた。いつ、どこでも事件が起きる可能性があると思った」と声を震わせた。
複数の学生によると、同容疑者は数カ月前にも学生を突然たたいたり、暴言を吐いたりするなどトラブルを起こしていたという。事件当時、目撃者が撮影した動画には、同容疑者とみられる人物が物を床に強くたたき付けながら歩き、学生らが逃げる様子が収められていた。
[時事通信社]
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