ロシアヘリ、領空侵犯か 根室半島沖で―防衛省
防衛省は２日、ロシア機とみられるヘリコプター１機が同日午前に北海道・根室半島沖で領空侵犯したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応した。政府は外務省を通じ、ロシア側に厳重抗議した。
ウクライナへの軍事侵攻との関連は不明だが、極東地域でも挑発行為をした可能性があり、防衛省はロシア軍の動静を注視している。ロシア海軍は最近も日本海とオホーツク海南部で大規模な艦隊行動をするなど、活発な動きを見せている。
防衛省によると、ヘリは北方領土方向から飛来し、午前１０時２３分ごろ、根室半島南東沖で数十秒間、領空内に侵入した。自衛隊機が領空接近を通告したが進路を変えず、領空内に入ったため出て行くよう警告したところ、引き返した。呼び掛けに応答はなかったという。防衛省は飛行経路などからロシアの機体と推定した。（2022/03/02-16:33）
Russian Chopper Likely Violates Japan Airspace off Hokkaido
A helicopter believed to be Russian intruded into Japanese airspace off the Nemuro Peninsula in Hokkaido, northernmost Japan, on Wednesday morning, the Defense Ministry said.
The Air Self-Defense Force scrambled fighter jets against the helicopter. The government also made a strong protest to Russia.
It is unclear whether the incident has anything to do with Russia's ongoing military operations in Ukraine.
The ministry is closely monitoring movements of the Russian military as the air violation may have been a provocation.
The Russian navy has been active recently, carrying out large-scale fleet operations in the Sea of Japan and the southern part of the Sea of Okhotsk.
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