フランスから帰国し、ハートマークを作って写真撮影に応じる紀平梨花(右)と三原舞依=2018年11月27日、関西国際空港【時事通信社】 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、フランス杯の女子で優勝した16歳の紀平梨花(関大ク)が27日、関西国際空港に帰国し、「うれしい気持ちもあるけど、今はその気持ちを抑えて、もう次の試合に向かっている」と話した。 紀平はNHK杯に続く連勝で、シニア1年目でGPシリーズ上位6人で争うファイナル(12月6〜9日、カナダ・バンクーバー)に進出した。長距離移動を伴っての連戦となるが、「時差ぼけを解消できるように、早く(現地に)入ろうと思っている。ショート(SP)の日は遅い時間に本番がある。現地に入ったらできるだけ遅く寝て、遅く起きるようにする。昼寝もしようと思う」と対策を練っていた。 仏杯2位の三原舞依(シスメックス)も帰国し、「見つけた課題を次の全日本選手権までに克服して、自信を持って挑みたい」と意気込んだ。