町産「陸上養殖サバ」お披露目 福島県浪江町

東京電力福島第1原発事故で被災した福島県浪江町で10日、同町で陸上養殖されたサバの初出荷を記念する式典が行われた。町の新たな特産品の創出を目指して「福の鯖」と名付けられたサバが披露され、関係者らが試食品に舌鼓を打った。
プラント大手の日揮が95%を出資し設立した「かもめミライ水産」が2024年6月、町内の施設で陸上養殖を開始。人工の海水を閉鎖空間で循環させる「完全閉鎖循環式」で飼育することで、アニサキスによる食中毒の危険性を低下させた。消費者の好みに合った身質に調整することも可能だという。
かもめミライ水産の大沢公伸社長は「町とともにゼロからのチャレンジをしていく。消費者に評価されるサバを作り込んでいきたい」と抱負を語った。【もぎたて便】
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